20世紀80年代において、早期のCDQボイラーには中温中圧強制循環ボイラー及びタービン発電ユニットを採用されていた。蒸気の品質が低く、発電の効率も低かった。その中で、強制循環ポンプの設備価格が高く、備品が高価で、ランニングエネルギー消費量が高く、CDQボイラーの投資回収年数が長かった。
全体の発電メリットの向上を図り、NSEは1985年に高温高圧自然循環ボイラー及び発電技術を開発し、1986年に日本八幡製鉄所175t/h CDQプロジェクトにそれを採用し、2005年に中国済南鋼鉄150t/h CDQプロジェクトにて応用し、国内のコークス業界で評価され、推進を行えた。現在、高温高圧自然循環ボイラー及び発電技術は既に主流技術となり、高い蒸気発生率、高い蒸気品質、良好な発電效率を兼ね備え、対応可能な範囲が広くて、85t/h-260t/h規模のCDQに適用可能である。中温中圧技術に比べて、全体発電量は約12%-15%高いである。
革新に終わりがない。当社が設備購入及び技術サービスを担当した「广西盛隆冶金有限公司産業レベルアップ技術改造プロジェクト(第二段階)コークス向け210t/h CDQ EPC元請けプロジェクト」で高温超高圧一次中間再熱(以下、単超再熱)余熱ボイラーが2022年6月に順調に稼働し、発電が電気ネットワークに入った。本プロジェクトでは、ボイラーの蒸気品質が更に向上し、タービンの発電効率が一層高まった。当社が提起した双超再熱余熱ボイラー発電技術を検証した。高温高圧余熱発電技術に比べて、双超再熱技術の発電量は約13%高いである。
中温中圧、高温高圧から、現在の単超再熱及び双超再熱に至って、当社は不断に独立開発を行い、CDQ余熱発電技術のイテレーション及びレベルアップを実施し、業界にて技術発展の潮流を主導し、完全たる自主知的財産権を有している。