流動床式ＣＭＣ
新日鉄の技術を採用する流動層ＣＭＣ設備なら、安価な投資により確実に利益を生み出すことができる。
ＣＭＣの紹介
ＣＭＣとは、通常１０％以上ある石炭水分をコークス炉に装入する前に６％程度まで乾燥させる設備です。石炭を乾燥させることにより、さまざまなメリットを享受することが可能です。
ＮＳＣでは全製鉄所にＣＭＣ装置を設置しています。現在のタイプは、流動層を採用したもので、1996年に室蘭製鉄所に導入して以降、順調に操業を継続し、メリットを生み続けています。
ＣＭＣの特長
1.安価な投資額
直接熱交換式の流動層を採用し、コンパクトで安価な設備構成を達成することができます。
2.安価なランニングコスト
コークス炉の排ガスを石炭乾燥用熱源とし、燃料は不要です。
駆動部が少なく、設備構成がシンプルで、メンテナンスが簡単です。
3.豊富な操業実績。
長年の操業実績から、調湿炭の操業指針を確立済みです。環境対策に関しても豊富な知見が有ります。
流動層ＣＭＣ設備の導入メリットは
年間2000万元以上を達成（180t/h、乾燥水分5％での試算例）
1. 10％生産能力アップ
石炭嵩密度の上昇で、コークス炉の生産能力が大幅に増加します。
2. 10％省エネルギー
石炭水分の削減により、必要な乾留熱量も削減できます。
3.コークス強度の向上
石炭嵩密度の上昇により、石炭の融着力がアップし、コークス強度も向上します。
4.操業の安定化
石炭水分の変動抑制により、コークス品質が安定できます。
日鉄グループ 流動層式ＣＭＣのシステムフロー図
（日鉄グループの特許プロセス）
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【種類：特許、特許番号：ZL200680011445.3】
【種類：特許、特許番号：ZL201410250658.8】
