首鋼京唐鋼鉄連合有限公司の260t/h大型CDQ
首鋼京唐公司の大型CDQ装置の処理能力は260t/hで,蒸気発生量は151t/h(大型CDQの最大処理能力は280t/h)となる 。この装置は2009 年5月19 日より順調に稼働している。首鋼京唐公司の省エネ·排出低減のために大いに貢献され,曹妃甸科学発展モデル区の代名詞となった。
大型CDQを建設して 緑の鉄鋼理念を表現する
新日鉄エンジニアリング株式会社は、シミュレーション試験、1/10モデル試験及び1:1モデル実験等を通して、研究開発と技術改善を繰り返して行った。遂に最大処理能力280t/h、蒸気発生量150t/h以上のCDQプラントを開発した。このプラントには、新日鉄の高温高圧自然循環ボイラー等の自主開発技術が多数採用されている。
超大型CDQ技術は、7.63 mコークス炉を対象とするために新日鉄が開発したものであり、率先的に中国に導入された。従来のCDQプラントでは、1 ×7.63 m コークス炉に対し、必ず2セットCDQ設備で対応しなければならない。しかし、超大型CDQは、只1 セットの設備のみで対応可能である。超大型CDQは、中国循環経済を実現するため、画期的な意義を持つ商品となっている。
*建設後の発生利益
年間発生蒸気量: 約110万ton/y (計画稼動の場合)
上記する蒸気での発電量 :約 30万MW/y (復水式のみで計算)
年間CO2排出削減量:約 24万ton/y (CDM方法で計算)
*CDQ大型化(280t/h)の優位点
(敷地面積)敷地面積を減少でき、設備数量も半減できる。
(ランニング·コスト)ランニング・コストを約20%削減し、投資回収を約30%早めることができる。
(建設コスト)建設コストを20~25%前後 減少できる。