

イノベーションによる発展、科学技術サービスによる活性化
―北京中日聯公司が2025年度「科学技術サービス産業特別企業効率向上プロジェクト」に入選
『中関村国家自主創新示範区優化創新創業生態環境支持資金管理弁法』を徹底・実行するため、北京市科学技術委員会、中関村科技園区管理委員会は、2025年度「科学技術サービス産業特別企業効率向上プロジェクト」を立ち上げた。このプロジェクトは、技術革新能力及び業界牽引力が強いトップ企業を重点的に支援し、政策誘導や資金支援を通じて科学技術サービス企業の技術革新力と専門サービスレベルの向上を促進し、北京市の科学技術促進及び高精尖(ハイレベル・精密・先端的)産業発展に力強く後押しすることを目的としている。厳格な審査を経て、北京中日聯公司の申請したプロジェクト「コークス乾式消火設備の機能拡張に関する研究」が、初回支援対象企業として正式に入選された。これは、当社の省エネ・環境保全分野における新技術が高く評価され、支援を受けたことを示すものであり、今後の市場拡大や業界内での影響力向上に向けた堅固な基盤を築くこととなった。
CDQ技術は、鉄鋼業における省エネ・消費削減において重要な技術であり、その技術の高度化は、グリーン製造の推進や産業構造転換の促進においても重要な意義を有している。北京中日聯公司が開発したプロジェクト「コークス乾式消火設備の機能拡張に関する研究」では、CDQシステムのエネルギーチャージを通じて、オール乾式運転時のCDQボイラー及びタービン発電システムの負荷向上を図り、固体廃棄物の資源化利用によって総合的な経済効果の向上が実現できる。このプロジェクトの実施により、関連技術・製品の普及応用の促進が期待され、企業に事業成長のチャンスをもたらすと共に、鉄鋼業の技術進歩や産業高度化に大きく寄与することが見込まれる。
北京市科学技術サービス産業の重点企業として、当社は常に技術革新を核心的な原動力とし、専門的なサービス力により産業エコシステムを構築している。今回の入選を契機に、特別政策の支援を活用し、研究開発資源を一層統合・強化すると共に、「コークス乾式消火設備の機能拡張に関する研究」プロジェクトの事業化を加速させ、再現性・汎用性のある省エネ・環境保全技術ソリューションの構築を目指す。今後も北京市の科学技術サービス産業の高品質発展目標の実現に貢献していく。