

北京中日聯公司が韓国現代製鉄向けCDQ設備の技術研修を無事終了
9月11日、北京中日聯公司が委託した韓国現代製鉄唐津製鉄所向けのCDQ技術研修が、遷安市の遷安中化公司において無事終了した。北京中日聯公司からは、常務副総経理の朱燦朋氏・総工程師兼海外プロジェクト部部長の徐海如氏・技術開発部総監兼部長の趙恒林氏が、遷安中化公司からは、総経理の王奇氏・生産副総経理の曹貴傑氏・生産部部長の張成祥氏・生産部副部長の武飛氏・党委組織部部長の陳沖氏らが関連行事に出席した。
今回の技術研修契約は北京中日聯公司と日鉄エンジニアリングとの間で締結され、遷安中化公司工場構内に実施された。研修期間は2025年9月1日~9月11日までの11日間であり、韓国現代唐津製鉄所からは、CDQ設備のオペレーター、保全技能士、技術者など計28名が参加した。
今回の技術研修の内容は主に工場・各作業場・各班レベルの安全教育、CDQプロセスフロー、CDQ緊急対応と操業運転、よくあるトラブル事例とその対処法などで構成され、質疑応答や現場での解説も行われた。また、韓国側の特定ニーズに対して詳しく説明、意見交換を実施し、室内講義と現場実習を組み合わせる形で効果的な研修となった。研修期間中、北京中日聯公司の専門エンジニアと遷安中化公司の技術者は、韓国側の研修者からの質問に丁寧に回答し、韓国側のCDQ設備におけるプロセスフロー・操業方法・運転状況・共通課題などに対して合理的な提案や助言を行った。今回の研修に協力した中国側のエンジニアや技術者の専門知識と高い職業意識は、韓国側から高く評価された。
今回の技術研修は、北京中日聯公司が2024年4月に韓国現代製鉄唐津製鉄所向けの第1回技術研修を円満に終了した後、再び同製鉄所から受託したものである。これにより、北京中日聯公司がCDQ技術及びアフターサービス業務上の高い専門性を改めて示すと共に、日鉄エンジニアリングと韓国現代製鉄唐津製鉄所から高い評価と信頼を得ていることを裏付けるものである。
北京中日聯公司は、今回の技術研修を一つの契機として、今後も自社の専門技術とサービスレベルの更なる向上に努め、客先に対してより高品質な製品・技術・サービスを提供し続けていく。