広西盛隆冶金有限公司向け産業グレードアップ技術改造案件(第二段階)
コークス炉用210 t/hCDQ EPC元請負プロジェクトは順調に赤熱コークス投入
北京首鋼国際工程技術有限公司が元請となり、北京中日聯節能環保工程技術有限公司が設備納入と技術サービスを担当する「広西盛隆冶金有限公司産業グレードアップ技術改造案件(第二段階)コークス炉用210 t/hCDQEPC元請負プロジェクト」が2022年5月1日に順調に赤熱コークスを投入しました。
本件の元請負契約は2021年1月1日に締結されたものです。各建設者の入念な計画と組織に基づき、全力で協力し合い、新型コロナウイルスの流行状況と防城港地区の台風、頻繁な豪雨などの悪影響を克服し、2022年5月1日に順調に赤熱コークスを投入し、客先の好評をいただきました。従来のCDQプロジェクトと異なり、今回の案件は初めて高温超高圧中間再熱CDQ余熱ボイラー技術(ボイラー主蒸気パラメータP=13.8 Mpa、T=540℃;再熱蒸気パラメータT=540℃)及び高温超高圧一次中間再熱凝縮式高速蒸気タービン発電ユニット(CC40-13.2/4.5/0.78/535/535/535、定格容量40 MW)を採用しております。このタイプのCDQ余熱ボイラー発電システムは当社がCDQ生産状況のビッグデータをまとめ、知能化アルゴリズムを利用して、適切な生産パラメータ製御区間を算出し、そして当社の安全保障インターロック制御ロジックの優位性と結びつけて、CDQ余熱発電システムの生産安全性と安定性を確保し、日鉄エンジニアリング株式会社第2世代高温高圧ボイラー発電技術に基づいてモデルチェンジしグレードアップした第3世代CDQ余熱ボイラー発電技術です。当社はシステム集成の優位性を発揮し、自主的に研究開発し、革新して、自主的な知的財産権(特許は一覧表を参照)を持っております。第二世代高温高圧余熱発電システムに比べ、総合発電効率は約13%向上し、年間発電時間は8000時間で計算する場合、年間発電量は3360万kW増加します。年間発電収益は1680万元(0.5元/kW.hで計算)増加し、年間標準石炭は約0.41万トンを節約し、新規設備投資は1~1.5年で回収できます。このプロジェクトの順調な生産開始はコークス業界のCDQ余熱の効率的な利用のモデル案件となり、低炭素、環境保護、グリーン発展の新しい一ページを開き、「30、60ダブル炭素目標」の実現に力を入れていきます。
当社は細部まで管理し、最善のサービスを提供し、省エネと環境保護を実現し、リサイクル経済を実践し、「顧客のために優れた製品を提供する、社員のために夢を叶える、地球のために青空を作る」の企業理念のもと、CDQプロジェクトの一件一件をしっかり実行し、お客様のためにより多くのメリットをもたらし、環境により大きな貢献をしてまいります。
広西盛隆冶金有限公司の産業グレードアップ技術改造プロジェクト(第二段階)におけるコークス炉用210 t/hCDQEPC元請負プロジェクトは当社が設備納入と技術サービスを担当した71基目のCDQ案件です。このプロジェクトの工程通りの順調な立上は、当社が現状に満足せず、新しいことに向けて努力し、困難に恐れず常にさらに一歩前を進む姿勢の表れで、客先、そして社会のためにより大きな輝きを作ってまいります。