両社同場競技、各自の風采を展示
——山東栄信煤化2#CDQの建設
当社が受注した山東栄信煤化有限責任公司向け2#CDQ及び余熱発電総合利用プロジェクトは現在、工事、本体ストラクチャー、チャンバー、1次集塵機、2次集塵機とボイラーの主要パーツの据付が完了し、中央操作室、発電所、循環水システムの土建工事が仕上げ段階、チャンバー耐火物はSF部の積み上げまで進んでいます。
本プロジェクトは山東栄信煤化有限責任公司の3#、4#コークス炉向けCDQ2基の建設ですが、1#、2#コークス炉用の1#CDQは他社が受注、3#、4#コークス炉用の2#CDQは当社が受注しました。
同一工場のCDQ2基が、別のメーカーによって建設される状況は大変珍しいと言え ます。
しかしながら、このような状況だからこそ、両者間における競争意識が芽生えました。
1#CDQ の受注者は60年の歴史を持ち、高い知名度と多くの実績を有するコークス業界の大型企業です。
当社は起業してわずか十数年ですが、CDQ建設の経験を積み重ね、良好な実績と評判を持っていると自負しております。
顧客範囲の杭打ち工事の進捗状況により、BE3担当の2#CDQは1#CDQから約1カ月遅れの2016年12月23日から地面開掘を開始しました。
当社は、工程管理と工事管理を調整し、安全と品質を確保すると同時に建設を急ピッチで進め、春節前に重要箇所の土建工事が完成し、1#CDQの建設状況に並びました。
今後とも、競合他社と切磋琢磨することでお互いレベルアップし、品質の向上と納期の遵守に努めます。