乾式消火の市場競争が日増しに激しくなっていくにつれて、BE3の設備調達及び品質保証部門として、いかに設備製作品の品質管理レベルを向上し、BE3の市場競争力を引き上げるかは、すでに新たな課題に成っていた。
当面、NSECが中国で購入する日本向けＣＤＱプロジェクトの関連設備は、すでに製作に入った。BE3はNSECの品質管理の経験を学ぶことを目的とし、日方の製作監督者の日常業務を大いに協力し、国内、外の品質管理方面の食い違いを記録している。一段階の時間の勉強を通して、確かにBE3とNSECの品質管理方面の格差を見付けだした。例えば、NSECの専門家は先ず製造メーカーに対し、溶接技能試験を行なって、点数打ち方法によりその結果を評価し、このプロジェクトの設備製作に参与する溶接工の溶接レベルを十分に把握する。そして、事前に製造メーカーと一緒にこのプロジェクトに使用する溶接材料の仕様と板取り方式を確定する。いままで、BE3は製造メーカーの溶接品質が良否かを目視により判断し、板取り方式と溶接プロセスを管理しなかった。特にＣＤＱ用非標準設備の製作について、前期の板取り精度と溶接品質の良否は全設備50%の全体品質を決定できる。また、NSECは製作要領に関する説明と製作中の注意すべき事項について、すべて書面的な番号づけ連絡書として製造メーカーの関係部門に渡す。要領を充分に理解させるために、日方の製作監督者は挿絵と文字の豊富な連絡書を製造メーカーに送る。このような立派な操作方法と習慣はBE3の製作監督者が非常に学ぶべきものである。
大部のプロジェクトの進展に従い、BE3に取って、設備品質管理面において、さらに多くの良い経験を吸収し、運用すべきである。BE3はユーザと自分たちに責任を負う態度でさらに設備品質を高め、激しい市場競争の中にBE3のより良い形象を樹立しょう。
