受注速報
——中国広西盛隆冶金有限公司150t/h CDQプロジェクト受注
わが社は豊富なFTK経験、高度な技術力と高い信用力をもって、2012年2月10日、広西盛隆冶金有限公司と120万t/年コークスプロジェクト用150t/hCDQのFTK契約書に調印しました。
広西盛隆冶金有限公司は新設の2×60門5.5mスタンプチャージコークス炉（コークス生産能力123.39万t/年、140.85t/h）に対応するため、設計処理能力150t/h、年間発電量136.62×106 kWh、蒸気発生量28.98万tのCDQ設備を建設することになりました。本件の主なプロジェクト内容は150t/hCDQ本体（高温高圧余熱ボイラー込み）、1DC、2DC、循環ブローワー、給水予熱器、赤熱コークス輸送システム、運転室、補機室、環境集塵、コークス輸送システム、発電所、循環水ポンプ室、純水設備、遷車台、バケットメンテステーション及び関連電気、計装、自動制御、通信、給排水、消防、照明及びスコープ内のユーティリティ配管等です。
わが社はスタンプチャージコークス炉の特徴に適応するCDQを積極的に研究開発し、達豊140t/hCDQで成功しました。今回の広西盛隆プロジェクトでさらにその経験を生かし、引続き検証していく所存です。さらに、国内スタンプチャージコークス炉用CDQ技術の発展にも寄与していくつもりです。
本件はわが社の広西地区における初めてのCDQプロジェクトであり、広西地区において、乾式消火率が高く、操業が安定していて、確実に経済効果をもたらすCDQになります。本件をもってわが社は中国南方マーケット開拓に喜ばしい一歩を踏み出しました。
調印は契約履行のスタートで、わが社各部門は引続き「客先には優れた製品」の理念に基づき、本件を北部湾CDQモデル事業にすることを目指して努力します。
